【設定】

せっかちな性格/打たれ強い

166cm/29歳

 

「・・・・・・（爪を研ぎながらあなたを見つめている）」

「・・・・・・お゛れ゛に゛は゛、か゛ん゛け゛い゛な゛い゛」

 

▼無口な性格。言葉より先に行動するタイプ。

必要なコミュニケーションはボディランゲージか筆記。

声を上げて怒ることは少なく、

我慢ならないことがあるとその場から離れたり、爪を研いで威嚇行動を取る。

早とちりしやすく、先を読んで行動したつもりで失敗する事がたまにある。

 

進化したことで喉が嗄れ、自分の声にコンプレックスを持つようになり、

他人と会話することを避けるようになった。

昔はよく笑い、人懐っこく、好戦的な性格だった。

 

普段はスラム街の高い場所（塔の上、屋根裏、天気が良ければ屋根の上）で

寝泊まりしている。

「救いの手であれ」と教えられているが、あくまでそれは

自分の居場所を確保する為のルールであり、自ら積極的に慈悲を施すことはない。

「強いものが生き、弱いものは死ぬ」と信じている。

生きることにどこか無気力な面がある。

 

身なりにあまり頓着せず、髭や髪は伸ばしっ放し。

ノミがたかっていることがよくある。

本人は些細な痛みや痒みに鈍感な為、あまり気にしていない。

 

▼過去

生まれはデューモの娼館。

腹違いの姉妹兄弟が沢山いたが、心を通わせていたのは娼婦の姉のみ。

兄弟の中でもずば抜けた能力の高さを持って生まれたとされ、

将来の種親として重宝され育つ。

文字の読み書きや算術等教わっていたが、

外の世界に関しては周囲の大人達から教えられずに育った。

デューモ以外の価値観を知る必要はない・

自分はいずれデューモ信者として生きていくと教え込まれてきたが、

8歳になる頃には外への好奇心を抑えきれず、

娼館を抜け出しては商業地区や鍛冶屋街、港町で人と触れ合っていた。

娼館を抜け出したことがバレた際には鞭打ちの罰を与えられたが、

元来の体の頑丈さによりあまり効果はなかった。

反省の色が見られない為、体術や武術を教えられることで外への興味を逸らされ、

10代半ばの頃まで少年闘士として地下闘技場に出場していた。

 

16歳の頃、初の交配相手が姉だったことに困惑し、その際に魔法を発動。

娼館を逃げるようにサークル・オブ・マナに入信。

 

当初は魔法使いへの差別意識があったものの、

異端とされているサークル・オブ・マナに入れば

自分はデューモから用済みになるという安心感もあり、

すんなりと運命を受け入れる。

​

その後は魔法や多神教、歴史を学ぶ為に北部を旅していた。

王都にはここ最近戻ってきたばかり。

 

魔法が発現したことを誰にも告げていない為、

兄弟達からは血眼で探されている。

姉のことを気がかりにしているものの、

デューモ地区には決して近寄らないようにしている。

 

▼戦闘

▽特性

かたいツメ

手足のツメを伸ばし、硬化させる魔法。

伸ばしたツメは簡単に折れず、折れたとしてもすぐに再生可能。

 

▽技構成

・つめとぎ

伸ばしたツメを攻撃しやすいように研ぐ。

・メタルクロー

硬化させたツメで切り裂く。

・アイアンヘッド

硬い兜＋頑丈な頭＝とても痛い

・いやなおと

ツメを研いで不快な音を立てる。

 

・つじぎり【卵技】

• 生まれた時に覚えていた技。今は覚えていない。

 

近接戦を得意とするが、スピードが遅いのが欠点。

また強い衝撃波や熱さに弱い。

​過去に意地っ張りミントを嗅がされている。

 

▼補足画像